投資狂日記

自由を追求するブログ

割安って何?

マネー雑誌を読むことはないのだが、マネー雑誌の新聞広告で「割安株」を特集していた。

この「割安」という言葉は曖昧だ。何をもって割安といえるのか。ある人にとっては割安だと思っても、別の人は逆に割高と思っているかもしれない。

割安ということは、本質的な価値に比べて安い状態ということだ。では本質的な価値というものをどう測るかが問題となる。

理論株価」という言葉がある。私も昔、この理論株価がわかれば市場の株価と比較して売買することができると思っていた。だが、この「理論株価」というのは確かに理論的に導き出そうとするが仮定や予想に左右され、結局はその人の見解・意見に過ぎなくなる。どんなに緻密にやったとしてもそれが正解かどうかなんてわからない。

そして投資家たちの様々な見解・意見が市場でぶつかりあった結果が株価となって現れる。市場での株価というのも突き詰めれば一つの見解にすぎない。

この市場の株価に対してどう思い、どう行動するか。

ここで自分で考えることが大事なのだ。

本質的な価値なんてわからないのだから市場価格そのものについていくというインデックス投資も合理的な考え方の一つだ。

私は本質的な価値というものを自分なりに追究したいと思う。