投資狂日記

自由を追求するブログ

平坦な道の先にあるもの

消費税率の引き上げが再延期となった。
目先の景気には一先ず効果があるだろうが、結局は何も解決へ進まず、先送りしているだけだ。

消費税率を引き上げず、それでも社会保障を充実させるというなんとも虫のいい話になっている。その財源を赤字国債で賄うという事態すら予測されている。日銀が国債を買い占めて金利の上昇を押さえ込んでいることで政治家の感覚が麻痺しつつある。

増税は確かに生活を苦しくするかもしれない。でも現状を見て見ぬふりをした先には何が待っているのか考えてみればいい。
何か悪いことが起きて時が経てば、大抵その状況はさらに悪化しているものだ。そしてその時になって、あの時ああしておけばよかったと後悔することになる。

今度の選挙でもこの流れは変わらないだろう。
敢えて険しい道を選ばず、平坦な道を選んだその先には大きな崖が待っている。だがその崖はいつ現れるかわからない。できることはその崖に出会うことを想定して準備しておくことだ。