先週は信用買いしていたオービック株が上昇したため利益確定して手仕舞った。
こんな市場だからか、今日の日経ヴェリタス1面は「乱高下に向き合う」という記事だった。
そもそも、株式という価格変動が比較的激しいものに関わっていると、この乱高下にしばしば出くわすのは必然だ。それを見越した上で本来は投資するべきだと思うのだが、状況が悪くなってから「どういった銘柄を選別するべきか」という話がでてくる。
でもそれは状況が悪くなる以前に選別していなければ意味がないのではないか。
状況が起こってから対応を考えているのでは結局状況に翻弄されるだけだ。
こんなことを思ったのは、今日、町内の防災訓練に参加してきたことと関係がある。
この防災訓練に参加した人はごくわずかだった。内容はAEDや消火器の使い方だとかたいしたことではない。だがいざとなったとき、備蓄倉庫がどこにあって、それはどれくらいの量があって何日分あるものなのか、仮設トイレはどんなものか、などあらかじめ知っておくと実際事が起きた時に冷静に対応できる。自分だけでなく家族の命にかかわるかもしれないのだからなおさらだ。
備えあれば憂いなし。投資も同様だ。