投資狂日記

自由を追求するブログ

スターバックスジャパンが米親会社の完全子会社となるのは複雑な気持ち

スターバックス日本法人スターバックスジャパンを完全子会社とするべくTOBを行うことを発表しました。

スターバックスは私の妻が大好きで、妻の証券口座でスターバックスジャパン株を保有していて配当や株主優待を楽しみにしていました。それがTOB上場廃止になり、配当と株主優待もなくなることになります。

それでも一般株主に対する買付価格は1株1,465円ということで、含み益が膨らみ売却しても十分な利益となります。妻にこう説明してもちょっと複雑な心境なようで、同じようにスターバックス株主優待目当ての人も感じているのかもしれません。

 

この買付価格が1株1,464円というのが妥当なのかどうか。当然プレミアムがついているので悪くはないと思うのですが、違う見解を持つ人ももちろんいるでしょう。結局のところ企業価値というのは「だいたいこんなもんじゃね」レベルなんだと私は思っています。いくら厳密にやろうとしてもどうしても見積もりが入ってきます。見積もりはその人の主観も混じりますから、人によって計算結果が異なってくるのも当然です。

ただ正確ではないからといって全く無駄なわけではなく、たとえ主観であっても企業価値がどれくらいなのか推定してみる作業は投資家として必要だと思います。

 

スターバックスジャパンは業績好調ですので、このTOBがなく保有しつづけていたらもっと大きな利益を得ることができるかもしれません。まあそれも獲らぬ狸の皮算用ですが、できれば長期にわたって保有したかった銘柄だと思います。

 

ところで、妻は「売却したらそれを家族旅行の資金にしよう!」といってさっそく旅行の計画を立て始めました。なんとも気持ちの切り替えが早い・・・。